外貨からチャットへの両替義務、免除対象を発表

ミャンマー中央銀行は 4 月 3 日付で海外から着金した外貨に関しては 1 営業日以内にチャットへ両替するよう通達を出したが、4 月 20 日にはその義務の免除対象を発表した。免除対象にはミャンマー投資委員会(MIC)の認可を取得している外国直接投資企業、経済特区(SEZ)内の投資事業、ミャンマーと外交関係がある国の外交官及び家族、当該大使館で任務している外交官と同様レベルの外国人職員、国連及び国連傘下の機関で任務している職員、国連職パスポートを所持しているミャンマー人、外国の援助機関の外国人職員、赤十字国際委員会(ICRC)、ILO、INGO、開発協力機関の外交官レベルの外国人職員、国営・公営の国際航空会社が含まれている。

ただし、免許を持っている銀行はこの機関や事業に対して外貨に関するサービスを提供する際には証拠資料や連絡者等を審査する必要があるという。

出所:BBC ニュース、2022 年 4 月 20 日