2020年11月12日
2020年ミャンマー総選挙の結果による経済成果及び日系企業への影響
2020年11月8日にミャンマー総選挙が行われました。
連邦選挙委員会の関係者は、投票期間が終了した直後の11月8日よりミャンマーのヤンゴンにある投票所で投票結果を集計しています。実際の結果はまだ公式に発表されていませんが、現政党の国民民主連盟(NLD)は非公式の投票集計情報をもとに圧倒的な勝利を主張しています。
2015年の総選挙でアウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟が勝利して以来、ミャンマーはより多くの外国直接投資を獲得しており、日本は主要な投資国家の1つです。ミャンマー政府によると、2011年から現在までの日本のミャンマーへの投資は17億ドルを超えているとのことです。
アウンサンスーチー氏は、 2020年7月29日に「ヤンゴンの西側にも新しい工業特区が開発され、入札プロセスがまもなく開始されます。当工業特区は中国の投資家によって始められましたが、ミャンマーは日本企業にプロジェクトへの参加を呼びかけています。私たちはあなたの企業が成長するだけでなく繁栄することを保証します。」と発表致しました。
したがって、今回の国民民主連盟の勝利は、ミャンマーのさらなる経済成長及び日本企業への投資機会と利益の増加につながります。
出所:
https://asia.nikkei.com/Economy/Suu-Kyi-courts-Japan-investment-with-new-economic-zone
https://edition.cnn.com/2020/11/09/asia/myanmar-election-results-nld-intl-hnk/index.html