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国軍は民間人が銃器を合法的に携帯することを許可する法律を承認した後、地域の警察署で申請者が何名かいたと内務省が述べた。許可を申請したい人は、区から推薦状をもらい、地元の警察署で申請をする必要があるとのこと。国軍のプレスリリースによると、ネピドーを含め、全国で銃所持の許可申請があり、許可された人は、免許で所持が許可されている銃器の種類の中から3種類まで好きな銃器を所持することができるそうだ。
出所:BBCニュース、2023年2月 27日

ミャンマーのパスポート発行局は、2022年3月にオンラインで予約し、パスポート申請ができるようなシステムの使用を開始したが、成功せず、12月5日に一時停止となった。2023年1月上旬からパスポートの発行さえ停止され、パスポート申請者に困難が生じていたが、今年の2月24日に新しいオンラインシステムが再開された。

出所:BBCニュース、2023年2月 27日

旅行業者によると、現在のミャンマーの観光シーズンには、タイとロシアからの少数の観光客を除き、外国人観光客は殆どいないため、ホテルは主に国内の観光客にしか依存できない状況だという。国内の観光客としても、紛争の少ない地域のみを訪れるようだ。現状ではロシアからの2・3人組の旅行者やタイからのレジャー目的の団体旅行者のみで、11月と12月に比べて、1月と2月の観光客は微増だと旅行業協会が言う。ホテルや観光業者によると、全国的にホテルの25%はまだ再開について未決定であり、再開したホテルも通常のように満室ではなく一部しか開業できないため、従業員の数を減らさないといけなくなっているそうだ。

出所:DVBニュース、2023年2月 13日

今年の1月、ミャンマーは26万トン以上の砕米を輸出したが、これは過去10か月で最大の輸出量である。そのうちの半分以上が中国に買収され、中国の貿易業者は国産米を購入するために以前よりも多くのお金を払っている模様。ミャンマー米穀協会によると、1月に米と砕米(268,835トン)が輸出され、ミャンマー側は1億700万米ドルを稼いだが、この金額は過去10か月で最高の金額だそうだ。
出所: VOAニュース、2023年2月10日

2022年1年間で、ミャンマー企業登記室(DICA)は、企業登録一覧から5,000社以上の企業を削除したそうだ。2022年1月から12月までの間、年次報告書を提出しなかったことが原因で登記が抹消された企業の数は、400から500社ぐらいである。中には建設会社、ホテル、観光会社も含まれているそうだ。

出所:BBCニュース、2023年1月 23日

Covid-19災害により、ほぼ3年間閉鎖されていた最も多くの貿易が行われているタイとミャンマーの国境及び中国とミャンマーの国境検問所は先週から再開された。タイとミャンマーをつなぐミャワディの橋が開通した時、タイを訪れる観光客が増えてきたが、貿易をする人はまだ殆どいない状況。ミャンマーからミャワディに向かう途中、国軍と少数民族武装組織の間で頻繁に戦闘が行われるため、その道を使って行う貿易は減少してい
る模様。 国軍の商務省によると、Covid-19以前の状況と比較して国境貿易の量は半分に減少し、昨年と比較してもミャワディ通りの貿易量は減少していると述べた。2022/23会計年度の2022年4月1日から2023年1月13日までの統計によると前会計年度の同時期と比較してミャワディ国境ルートの貿易額は19億から16億ドルに減少したという。
出所:BBCニュース、2023年1月 20日

オンライン送金を含む、全ての外貨送金システムに対する制限と規制が強化された後、地元企業の運営はより困難になった。 軍がミャンマーの全ての資金の流れを管理および監視しようとしていますが、大多数のミャンマー人は、このような状況から逃れるために、闇送金を再び広く使用してきている。闇送金は、20年以上前から海外のミャンマー人に広く使われており、最近再び普及している模様。
出所:VOAニュース、2023年1月20日

ヤンゴン証券取引所で株式の取引は毎日発生しており、2021年と比較すれば25%の改善が見られるが、証券市場を監視している研究者によると、クーデター前の状況にはまだ戻っていないという。軍が政権を握った2021年2月以前、ヤンゴン証券取引所で取引された株式の総額は、毎日1 億チャットを超えていたが、軍事クーデター後の政情不安の影響により、証券市場は冷え込み、取引される株式の総額も減少した。ヤンゴン証券取引所
が 2023年1 月 18 日に発表したデータによると、取引された株式数は438 で、取引額は145 万チャットだという。
出所: DVBニュース、2023年1月18日

SKD(セミノックダウン方式)で現地生産するトヨタ・ミャンマーは、ティラワ工業団地で自動車の組立を行っており、間もなく、完成車の販売を開始する模様。

出所:BBCニュース、2022年10月12日

ミャンマー中央銀行は、数日前に市中銀行の最低準備金の比率を設定した。声明によると、銀行が保管する必要がある最低準備預金率は3%で、そのうちの2.5% は中央銀行で保管する必要があり、残りの 0.5% は銀行の方で保管することができるという。

出所:DVBニュース、2022年10月11日