証券取引サポート
証券取引に関するコンサルティングサービス
2015年10月に中央銀行とミャワディ銀行本部の跡地にミャンマー初の株式市場、ヤンゴン証券取引所が設立されました。当初はミャンマー人しか証券の取引ができませんでしたが、2019年7月12日にミャンマー証券取引委員会(SECM: Securities and Exchange Commission of Myanmar)は、ヤンゴン証券取引所(YSX)での取引を外国人に許可すると発表しました。
居住者と非居住者、両方が対象となっており、個人としても法人としても証券口座を開設し、株式の売買ができるようになっています。
現在、ヤンゴン証券取引所に上場している企業7社は下記の通りです。
会社名 | 上場日 |
---|---|
First Myanmar Investment Public Co., Ltd. (FMI) | 2016年3月25日 |
Myanmar Thilawa SEZ Holdings Public Co. Ltd. (MTSH) | 2016年5月20日 |
Myanmar Citizens Bank Ltd. (MCB) | 2016年8月26日 |
First Private Bank Ltd. (FPB) | 2017年1月20日 |
TMH Telecom Public Co., Ltd. (TMH) | 2018年1月26日 |
Ever Flow River Group Public Co., Ltd. (EFR) | 2020年5月28日 |
Amata Holding Public Co., Ltd. (AMATA) | 2021年3月12日 |
外国人が開設できる証券口座
外国人は以下の証券会社で証券口座を開設することができます。
- KBZSC: KBZ Stirling Coleman Securities Co., Ltd
- CB Securities Ltd
- AYA trust- Securities Company
- UAB securities Limited Co., Ltd
- Myanmar Security Exchange Center
- KTZ Ruby Hill Securities Co., Ltd
各証券会社の条件と申請手順はそれぞれ多少異なるため、詳細についてはお気軽に弊社へお問い合わせください。
株式購入の流れ
お問い合せ
必要情報の確認
必要書類の作成及び申請
YSXの認可取得
銀行口座開設
証券口座開設
資金の送金依頼書作成
中央銀行の認可取得
資金の送金
株式購入
お客様はまずご希望の証券会社と上場企業を選定する必要があります。
選定後にはお客様より必要書類及び情報を頂き、申請書類を作成します。
それから、お客様が選択した銀行および証券会社にて口座開設を行います。
口座開設が完了したら、中央銀行より送金の認可を取得し、海外から資本を送金する流れになっています。
2020年3月から外国人も銀行口座及び証券口座の開設ができるようになりましたが、開設時にはミャンマーへお越し頂く必要があります。
一人が複数の証券口座を持つことはできません。
また、証券取引のために送金した資金に関しては1年以内に外国へ戻すことはできません。
銀行口座及び証券口座開設時に必要な書類・情報
居住外国人
- パスポート
- 国民登録番号
- 滞在許可及びビザ
- 証明写真
- 母国での口座情報
- ミャンマーでの口座情報
非居住外国人
- パスポート
- 国民登録番号
- 証明写真
- 母国での口座情報
- ミャンマーでの口座情報
居住・非居住法人
- 会社登記簿
- 登録簿抄本
- 取締役会決議書
- 役員のリスト
- 株主のリスト
- 母国での法人口座情報
- 役員及び株主のパスポート/身分証明書
- 証明写真
MBICサポート内容及びお見積り
単価(USD) | 税込金額(USD) | |
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証券口座開設 | 300/件 | 315 |
送金手配 | 200/件 | 210 |
定期的な情報配信 | 150/月 | 158 |